成人における1日あたりのヨウ素摂取の推奨量は0.13mg、上限量は3mgとされていますが、「ヨウ化カリウム丸」1粒には38.5mgと大量のヨウ素が含有されています。
ヨウ素を過剰に摂取すると、甲状腺ホルモンが一時的に作られなくなり、甲状腺機能が低下します(ウォルフ-チャイコフ効果)。
この性質を利用して、ヨウ化カリウムを服用することにより、甲状腺機能亢進症を抑えます。
バセドウ病の治療において、抗甲状腺薬で副作用が起こった場合、ヨウ化カリウムに切り替えて、副作用が治るまでの間、一時的に使用することがあります(副作用が治まれば、別の抗甲状腺薬に変更します)。
妊娠初期や軽症のバセドウ病の場合、ヨウ化カリウム単剤で経過をみることがあります。
重症のバセドウ病の場合は、一時的に抗甲状腺薬と併用されることがあります。
この記事の監修者
横浜甲状腺クリニック
院長淡野 宏輔
内分泌・代謝内科医として診療経験を積んだ後、
甲状腺専門病院である隈病院および昭和医科大学横浜市北部病院甲状腺センターで研鑽を積み、バセドウ病や橋本病、甲状腺腫瘍など幅広い甲状腺疾患の診療に従事。
これまで培った知識と経験を生かし、甲状腺専門医として患者さま一人ひとりに寄り添った診療を心がけています。
資格など
- 医学博士
- 日本甲状腺学会 専門医
- 甲状腺超音波ガイド下穿刺診断 専門医
- 日本乳腺甲状腺超音波医学会 評議員
- 日本内科学会 総合内科専門医
- 難病指定医
主な経歴
- 筑波大学医学専門学群 卒業
- 筑波大学大学院 人間総合科学研究科 博士課程修了
- 筑波大学附属病院
- 国立病院機構 災害医療センター
- 医療法人みなとみらい 浦舟金沢内科クリニック
- 医療法人神甲会 隈病院
- 医療法人みなとみらい みなとみらいクリニック 院長
- 昭和医科大学横浜市北部病院 甲状腺センター







