癌細胞の増殖に関与する特定のタンパク質(分子)だけを標的にして、その働きを阻害します。
従来の抗癌剤と違って、正常な細胞へのダメージが少ない薬です。
癌が切除不能な状態やアイソトープ治療(放射性ヨウ素内用療法)の効果がなかった場合に使われます。
薬の種類と適応
| 薬剤名 | 適応 |
|---|---|
| ソラフェニブ(製品名:ネクサバール) | 乳頭癌、濾胞癌、低分化癌、髄様癌 |
| レンバチニブ(製品名:レンビマ) | 全ての甲状腺癌 |
| バンデタニブ(製品名:カプレルサ) | 髄様癌 |
副作用
高血圧症、下痢、倦怠感、食欲低下、悪心、蛋白尿、皮疹、手足症候群などがあります。
副作用に応じて、休薬や減量を行いながら、できるかぎり治療を継続していきます。
この記事の監修者
横浜甲状腺クリニック
院長淡野 宏輔
内分泌・代謝内科医として診療経験を積んだ後、
甲状腺専門病院である隈病院および昭和医科大学横浜市北部病院甲状腺センターで研鑽を積み、バセドウ病や橋本病、甲状腺腫瘍など幅広い甲状腺疾患の診療に従事。
これまで培った知識と経験を生かし、甲状腺専門医として患者さま一人ひとりに寄り添った診療を心がけています。
資格など
- 医学博士
- 日本甲状腺学会 専門医
- 甲状腺超音波ガイド下穿刺診断 専門医
- 日本乳腺甲状腺超音波医学会 評議員
- 日本内科学会 総合内科専門医
- 難病指定医
主な経歴
- 筑波大学医学専門学群 卒業
- 筑波大学大学院 人間総合科学研究科 博士課程修了
- 筑波大学附属病院
- 国立病院機構 災害医療センター
- 医療法人みなとみらい 浦舟金沢内科クリニック
- 医療法人神甲会 隈病院
- 医療法人みなとみらい みなとみらいクリニック 院長
- 昭和医科大学横浜市北部病院 甲状腺センター







