神奈川県横浜市の甲状腺クリニック 横浜甲状腺クリニック 港北区 新横浜駅

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甲状腺について

甲状腺はどこにあるの?

甲状腺は首前面の喉仏(のどぼとけ)の下に、蝶が羽を広げたように左右に広がって、気管を抱くように張りついています。

右葉と左葉、そのふたつをつなぐ峡部でできていて、峡部から上に伸びる錐体葉があります。

大きさは縦4cm・横4cmほどあり、重さは15~20gほどで、プチトマト1~2個分に相当する重さです。

甲状腺は何をしているの?

甲状腺は、昆布やわかめなどの海藻類に含まれるヨウ素を材料にして、甲状腺ホルモンを作り(産生)、貯蔵し、分泌する器官です。

甲状腺は「濾胞(ろほう)」とよばれる球体がたくさん集まって構成されています。

1つ1つの濾胞は、細胞がいくつも集まった、なかが空の小さなボールのような構造をしています。

なかの空の部分を「濾胞腔」と呼び、「コロイド」と呼ばれるゲル状の物質で満たされ、「サイログロブリン」というタンパク質を主成分とします。

濾胞のまわりを取り巻く無数の毛細血管から取り込まれたヨウ素を原料に、サイログロブリンで甲状腺ホルモンが作られ、貯蔵されます。

貯蔵される甲状腺ホルモンは1~2か月分で、必要に応じて血液のなかに分泌されます。

甲状腺ホルモンの働き

甲状腺から血液に分泌された甲状腺ホルモンは、体の隅々に運ばれ、さまざまな臓器に働きかけます。

甲状腺ホルモンの主な作用

甲状腺ホルモンの主な作用は、以下の3つです。

  • 1. 新陳代謝を促す(炭水化物・脂肪・たんぱく質・水分などを有効に使う)
  • 2. 交感神経を刺激する
  • 3. 胎児や小児の成長や発育を促進する
具体的な作用

具体的には下記のように、さまざまな臓器の働きを活発にします。

  • 体温を上げる
  • 発汗を調整する
  • 心臓に作用して心拍数・血圧を上げる
  • 消化管の動きを促して食物の吸収を促す
  • 肝臓の代謝を促してコレステロールを減らす
  • 思考を活発にする
  • 筋力を維持・強化する
  • 骨を丈夫にする

甲状腺ホルモンの種類

甲状腺から分泌されるホルモンには、ヨウ素が4ついた「T4(サイロキシン)」とヨウ素が3ついた「T3(トリヨードサイロニン)」「rT3(リバーストリヨードサイロニン)」の3種類があります。

甲状腺ホルモンとしての作用は、T3がT4と比べて10倍ほど強力で、rT3にはほとんどありません。

甲状腺から分泌されるホルモンは「生理作用の弱いT4」がほとんどで、体のさまざまな臓器にある酵素によって「生理作用の強力なT3」に変化します。

甲状腺ホルモンの分泌調節

血液中の甲状腺ホルモンの量は、脳の働きにより一定範囲に保たれます。

脳の中心部にある「視床下部」から分泌される「甲状腺刺激ホルモン放出促進ホルモン(TRH)」や「下垂体」から分泌される「甲状腺刺激ホルモン(TSH)」によって、過不足のないよう、甲状腺ホルモンの産生と分泌が行われています。

① 血液中の甲状腺ホルモン(T3・T4)が少なくなると、② TRHやTSHの分泌量が増え、③ TSHが甲状腺に働きかけて、T3・T4の分泌量が増加します。

反対に、(1)血液中のT3・T4が多くなると、(2)TRHやTSHの分泌量が減り、(3)TSHの甲状腺への作用も減って、T3・T4の分泌量が低下します。

この両方の働きで甲状腺ホルモンの量を調整する仕組みを「ネガティブフィードバック機構」といいます。

甲状腺の異常で起こる症状

甲状腺ホルモンが多いときの症状

甲状腺ホルモンが多すぎると、全身の代謝が高まり、次のような症状がでます。

  • 暑がりになる、汗かきになる
  • 動悸がする、脈が速くなる、息切れがする
  • 指先や手足が震える
  • 疲れやすくなる
  • 体重が減る
  • 食欲が増える
  • 下痢をしやすくなる(もしくは、便秘が改善する)
  • コレステロール値が低下する
  • 肝機能障害が起こる
  • 月経の異常(月経量が少ない、月経不順、無月経)
  • 落ち着きがなくなる
  • 感情が不安定になる
  • 寝つきが悪くなる、途中で目覚めやすくなる

甲状腺ホルモンが少ないときの症状

甲状腺ホルモンの分泌が足りなくなると、全身の代謝が低くなり、次のような症状がでます。

  • 寒がり・冷え性になる
  • 肌がかさつく
  • 脈が遅くなる
  • 疲れやすくなる、だるくて眠い
  • 気力がなくなる、元気がなくなる
  • むくみがでる
  • 体重が増える
  • 便秘がちになる
  • コレステロール値が上昇する
  • 肝機能障害が起こる
  • 月経の異常(月経量が多い、月経不順、無月経)
  • 髪の毛や眉毛が薄くなる
  • 声がかすれる
  • 話し方がゆっくりになる
  • 動作がゆっくりになる
  • 筋力が低下する
  • 記憶力が低下する、物忘れがひどくなる

甲状腺に「炎症」や「しこり(腫瘍)」があるときの症状

次のような症状があれば、甲状腺が炎症を起こしているか、しこり(腫瘍)がある可能性があります。

  • 首前面が腫れる
  • 首に圧迫感がある
  • 首前面にしこりをふれる
  • 飲み込みにくい
  • 首前面を押すと痛い

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