バセドウ病に対してアイソトープ治療(放射性ヨウ素内用療法)を行うと、放射性ヨウ素から放出される放射線によって、甲状腺ホルモンを作る細胞が少しずつ破壊されます。
年数が経つにつれて甲状腺が縮んで小さくなり、甲状腺機能が低下して、甲状腺ホルモン薬の服用が必要になる人が増えてきます。
また、「頭頚部癌や食道癌、肺癌、乳癌に対する放射線外照射」「悪性リンパ腫や再生不良性貧血に対する全身リンパ節照射」「骨髄移植前の全身照射」など、放射線照射後に甲状腺機能低下症になることがあります。
その発症時期は数か月~数十年後とさまざまです。
頭頚部以外の癌では、放射線照射後に甲状腺機能を定期的に調べることがないため、甲状腺機能低下症が見逃されていることがあり、健診や人間ドック等で偶然見つかる場合もあります。
この記事の監修者
横浜甲状腺クリニック
院長淡野 宏輔
内分泌・代謝内科医として診療経験を積んだ後、
甲状腺専門病院である隈病院および昭和医科大学横浜市北部病院甲状腺センターで研鑽を積み、バセドウ病や橋本病、甲状腺腫瘍など幅広い甲状腺疾患の診療に従事。
これまで培った知識と経験を生かし、甲状腺専門医として患者さま一人ひとりに寄り添った診療を心がけています。
資格など
- 医学博士
- 日本甲状腺学会 専門医
- 甲状腺超音波ガイド下穿刺診断 専門医
- 日本乳腺甲状腺超音波医学会 評議員
- 日本内科学会 総合内科専門医
- 難病指定医
主な経歴
- 筑波大学医学専門学群 卒業
- 筑波大学大学院 人間総合科学研究科 博士課程修了
- 筑波大学附属病院
- 国立病院機構 災害医療センター
- 医療法人みなとみらい 浦舟金沢内科クリニック
- 医療法人神甲会 隈病院
- 医療法人みなとみらい みなとみらいクリニック 院長
- 昭和医科大学横浜市北部病院 甲状腺センター







